投資・クラウドファンディングの豆知識
【初心者必見】投資・資産運用の豆知識

ベンチャー企業へ投資するメリット

ベンチャー企業へ投資するメリット

ベンチャー企業にとって創業資金および運転資金の調達は、最大の難関といっても過言ではありません。ベンチャー企業がそれらの資金を調達する場合、金融機関からの融資または将来成長が期待できるベンチャー企業に対し、資金を提供するベンチャーキャピタルなどから資金を調達する方法が一般的でした。しかし最近では、インターネットを経由して行われる「クラウドファンディング」を通じ、不特定多数の投資家から資金を募る方法にも注目が寄せられています。そこで今回は、ベンチャー企業へ投資をするメリット、その方法を紹介します。

ベンチャー企業とは?

ベンチャー企業とは、これまで誰にも知られていない革新的な技術や商品、サービスを展開する中、小企業を指します。
ベンチャー(Venture)には、「冒険」、「投機」という意味が込められており、大企業では実現しにくい新奇性の高いアイディアや経営理念のもと、社会に新しい価値を提示します。新しいマーケットを拡大する可能性を秘めているのも、ほかの企業にはない魅力のひとつです。

ベンチャー企業へ投資するメリット

まだまだ実績の少ないベンチャー企業は、「ヒト、モノ、カネ、情報」といった経営資源だけではなく実績もないため、金融機関などからの信頼を得られにくい現状があります。そのため、どんなに素晴らしい技術や商品を有していても、事業を運転するための資金を調達できず、廃業してしまうケースも決して珍しくはありません。

そんなベンチャー企業への投資は、社会に知られることなく埋もれてしまう、価値を秘めた企業の成長に関与し、社会に大きな変化をもたらす点で大きな魅力があります。もちろん、上場すれば大きな利益を期待することができる点も見逃せません。

ベンチャー企業への投資方法

個人投資家がベンチャー企業に投資する場合、インターネットを通じて行われる「クラウドファンディング」を使って手軽に投資することができます。クラウドファンディングとは、群衆(Crowd)と資金調達(Funding)の二つを組み合わせた造語で、「誰かの夢を叶えるために、少しずつお金を出し合う、寄付する」と解釈できます。

日本においては、東日本大震災の発生をきっかけに広く知られるようになりましたが、もともとは芸術家の活動や、起業家支援といった分野で発展してきた経緯があります。

クラウドファンディングには、出資方法や出資者に対するリターンの形態により主に「投資型(収益の一部を資金提供者へ分配)」、「購入型(企業が開発した製品などを購入)」、「寄付型(リターンなし)」に分類されています。

ベンチャー企業へ投資する際の注意点

現時点で、ベンチャー企業に投資する場合の選択肢は、投資型の中でも株式投資型クラウドファンディングに限定されます。寄付型や購入型による支援では、その事業や起業家に対し、直接的に投資することができません。投資型クラウドファンディングであれば、事業や起業家との関係を築きながら成長に関与できるだけではなく、将来的に金銭的なリターンも期待できます。

一方で、株式投資型クラウドファンディングでは、一人当たりの投資額に制限があったり、投資先の企業が倒産してしまった場合は、価値がゼロになってしまうなどのデメリットやリスクが存在するため注意が必要です。

ベンチャー企業への投資は、単にその企業を応援したい、アイディアや経営理念に共感できるという思いだけではなく、投資するメリットやデメリットをきちんと理解した上で行うようにしましょう。